その後も四つんばいでないと進めなかったり
垂直に登る ボロい鉄梯子が有ったりと、
素人にはかなりの大冒険。
この写真は、先に登る旦那を真下から撮影
したもの。比較対照物が写っているので
狭っぷりが判り易いかも。
…コレ、観光洞と名乗っていいのかな?
…全然観光っぽくないんだけど。
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この写真なんて、自分で撮ったのに
既にどっちが上か全く分からない。
なんだこりゃ?
ランタンを持っていったので、
写真を撮れる明るさは有る、が。
とにかく精神的な余裕が無い。
足元がやけに滑ったり、
梯子が今にも外れそうだったり、
服は既に泥だらけだったり、
手に持ったランタンが熱かったりと、
もう、うがーー!
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洞窟内は どこも特徴のない
ゴツゴツした岩肌だったが
ライトを当てると、
やけにきらきら光る。
近づいてキラキラを良く見ると、
細かな水滴が、岩肌に玉になって
輝いていた。非常に綺麗。
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岩がずいぶんと綺麗だったので
身を乗り出して、脇の枝洞を覗き込んでいると、
不意に、暗闇からコウモリが飛来!
「ギョワぁーーーーー!!!!!」
驚きのあまり、危うく梯子から
落ちるところだった。
コウモリ!てめーぶっ殺すぞゴラァ!
ハァハァ…。
私が突然 大声で叫んだので、旦那も驚いたらしく
「変な声で叫ばんといて!びびるやんけ!」と怒られる。
ちきしょう。心配せーよ。
もっとこう「大丈夫かっ!?」とか無いんかい。
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